原発は一応今のところ落ち着いているとも言えるんだろうけれど、抜本的な解決はしてないからとりあえずは年単位で脅かされる生活が続く。放射性物質の拡散というのは政府の発表よりもかなり大規模かつ高濃度で拡散していると思われるレポートはいくつもある。特に測定位置が地上20Mを基準にしており我々の体の位置では概ね2〜3倍の濃度、さらに子供のレベルではさらに濃度が高めと予測される。最近ではようやく何とか拡散の傾向がいくつかのソースで出てきていて、例の同心円とは別に実行濃度が例示されるようになったのは有り難い。福島県福島市郡山市共かなり厳しい状況で、場所によっては病院にある放射線管理区域をはるかに超えかつ長期間浴びている可能性もあるだろうな。それと海洋投棄というか海に流れ出てしまってる分は大気中のそれよりも重大であると考えている、濃度の高いものは汚染水として吐き出されているみたいだし。。。チェルノブイリの事例としては5年くらいには子供の甲状腺異常が散発し、15〜20年で発ガン率が急激に拡大していった訳だけど、今回の場合は収束までどの程度かかるかが勝負なんだろうな。それと排出量も期間も濃度も海洋汚染のほうがダメージが深くなりそうに思えるから、チェルノブイリとは違う形の問題の出方になるんじゃないかな?
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どっちにしても現在の東海村近辺で極端に出生率が低いのと同様に放射線との因果関係は認められず、多くの福島〜千葉の太平洋側は泣き寝入りするだろうし、その時には現在の政権党は存在しないと思われる。関東中域でも浄水場はかなりリスクの高い状況であり、ある程度の健康被害が発生する可能性はある、特に最大の放射性物質の飛散が発生した際にはまともな計測が行われておらず、この時期に注意していなかった人は今後の健康診断など放射線を浴びる事象には注意深く対処しないといけない。だが太平洋戦争で現場で何が起こっていたのか多くの市民が知らなかったように、今我々には本当の事が分からない。だから自らの判断で防衛するしかない。オレ的には子供がいるわけではないし、まあたいした事をする必要はないけどね。
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という事もともかく万座の硫黄泉にちょっといってきた。硫化水素ばりばり出てる地域だけど、高原の開放感と昼に入る風呂は最高ですな。ツールド草津は人気のイベントだけどちょっと走りたい。。。
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原発、独占利権の電力、官僚組織、マスコミ、記者クラブ、警察組織、労組、政府。自衛隊や海保や米軍は今回賞賛を受ける仕事っぷりであった一方、日本の抱える問題組織も浮き彫りになった一ヶ月だったのだけれど、やはりオレにはマスコミの責任は最も重篤に思える。民放での個々のレベルの低さは一連の取材で浮き彫りになってるうえに自らの利権に食い込むネットを敵視し世界の流れからは完全に遅れた恐竜。権力へのチェック機能を失ったジャーナリズムなど有り得ない。自らの存在を否定して延命にすりよる。最大の広告出稿者は虫の息でそれも怪しいけどね。静かに激しく怒りを蓄えている人はどのくらいいるだろう。既存の権力組織が否定されているのだから選挙というのは選択肢として正しいのかも疑問だ。世代バランスが崩れていてひどい内容の選挙戦になってる印象が強い。語られるのは過去の世界で未来は全く0だ。群馬は駄目だわコレ。
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大人買いで「ドラゴンヘッド」イッキ読み!評価はいろいろある漫画だけど、オレはテーマ性が強くて結構好きだ。繰り返し現れる恐怖とその正体と克服。舞台装置が巨大なのでその背景に囚われるのだろうけど、筋の通った構成だと思うし出来がいいと思う。
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海炭市叙景」は小説は読んでいて、追体験的なモノになってしまうのだけど、本来はスナップ的な写真イメージを持っていたので、こういう感じになるとなんかイマイチ。イメージの方向性が決まってしまう。まんま函館っていうのも何だかなあ・・・って感じかな。映画だけ見るとそんな悪くない佳作かな。