zzai2010-05-03

久しぶりにパーツ買いに自転車屋へ出向いてみる。最近はロードバイクがちょっとブームという事で業況はいいみたい。自転車は機能的な美しさは眺めていると格別なのだ。ちなみにMTB用のパーツ(チューブだけど)だったんだけど最近の流れは無理をしない街乗り系が中心でMTBはモノ自体が減っているみたいだ。700Cの新しいのが欲しいですな。。。とまあそれはともかく、パンク直して少しフレ取りして、フロントディレイラーとか外して一応乗れるようにはしてみた。通勤用だけれど乗車時間はそれなりにあるからなあ。。。
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土門拳の昭和」展を見てみた。木村伊兵衛と比較される人でもありオレ的には木村の方が・・みたいな部分もあったんだけど初期からの展示の流れに乗って見ているとやはり巨大な存在であると感じざるえない。初期スナップ系の作品は優れた構成感覚にいたく関心。政治性云々はよく言われている人だけど本来こういう資質の素地が強かった事が後々まで生きている。特に集団像は美しい。それと絶対非演出とかあるけれど基本的にトリミングはがんがんやってるし、美術品ではややこしい照明構成を作っているから、本来の非演出とは違うとも思う。やはりカメラを見ている時点で演出性が現れるものだし・・。「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」あたりの時期ははもう圧倒的で素材の良さや構成の素晴らしさは感動モノ、特に書籍掲載で見たことのあるものもプリントを目の前にすると全く異なる印象を受けたりするのは独特で、図録レベルでも「傘を回す子供」もオリジナルのトーンの美しさみたいなものは再現出来ていないし、「るみえちゃんとさゆりちゃん」では原版の持つ意味性は半分も伝わっていない違う写真になっていたりする。やはり本物を見るというのは限りなく重要。でもこのクラスの写真は生涯に一枚撮れれば写真人生悔いなしって感じはするなあ>オレ。美術品系ではよく分からない照明と大判フィルムの圧倒的な解像感が見せます。大判でフィールドでがんがん被写体に寄り込んでいってて写真への執念が凄いです。見てよかったとも言えるし、見ると自信喪失するとも言えるかな?
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写真はオキナワのネコ2