zzai2009-09-22

都内の国立新美術館へ・・・。こういう建築は民間ではやっぱり厳しいだろうから、ある程度国費で無駄に建てる箱があってもいいとは思うんだけどね。やっぱり、民間は機能重視は譲れない部分はあるからなあ。。中身がよく見えないのと実際コストが無駄に高すぎるのを別にすれば実はメディアセンターなんかはそれほど批判的ではないのだ。まあそれはともかく「光」という野口里佳と松本陽子の二人展を見に行ったんだけれど、野口里佳は写真集で何回か見ているんだけど見せますなあ・・・。初期の「フジヤマ」から「太陽」までなんというか独特のスカしかたで、こういうのは好きだ。「フジヤマ」は素数についての写真っていうけれど、やはり人が写っているのが本来のものだと思うし、イメージとしては「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」の宗教プログラムみたいな感じに思える。そういう意味では非常に分かりやすくて共感も得られる部分が多い連作だと思う。そういう意味では図録なんかの概説は違和感がある。「太陽」(マラブもか)はピンホールでの連作だけれど、見ていると光りそのものが目に焼き付いてくる、レンズを通さないリアルさはゆるい描写とあわせて太陽自体を強調してくる。網膜に焼き付けられる印象が結構新鮮な体験に感じられる。展示手法も非常に素晴らしくてシンプルでいて強力。全体にスケール感の大きい人で、よい写真展だっていう印象ですね。砂漠の写真なんかはちょっと構図感覚が鬼のように素晴らしくてスクエアのお手本の様な写真で驚いたりするし、「飛ぶ夢を見た」は題名にもかなりふっとぶんだけど、印画紙の暗黒の美しい事このうえなし。。。いや〜。松本陽子は抽象でこれまた独特のタッチが面白いし、気持ち悪い。たくさん並べて見るのは実際きつい。。。数枚を時間をかけてみた方が大分よさそうなんだけど・・・。
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帰りにMacBookProなんぞをようやく購入。既定路線の支出という事であまり感動もなかったりするんだけれど、自宅かえってちまちまセッティング。移行アシスタントはなかなか便利。アプリケーションは実際はそれほど使ってなかったりもするけれど、画像系とか翻訳ソフトなんかは見直しとか必要なんだろうな・・・やっぱり。しかし画質はやたらと向上してるし、iTunesなんかも音質があがってる風でこれってやっぱり64bitの恩恵なんだろうか??このブログに出してるケータイ写真もかなり見え方が違っています。ちなみにPC自体はやっぱり素材感があってスバラスイ。。。使いやすくもなってるし。俺の場合、車と同じでPCも消耗品的な感じなんだけどこれは少しは大事にしようかって気にさせるのはたいしたものだ。しかし一連のApple製アプリケーションは使いやすくなっているかといえば微妙。。。
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帰りの電車で「グッドラック 戦闘妖精・雪風」うーん、面白くなってきた。