あちちっ

あーっ夏だー!暑いっ。しかし休みだとまぁ気持ちいいって事もあるから
まぁいいや。自然だし。
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仕事は予想より進行悪くて予定が飛びつつ宇都宮へ。Amazonから届いて
いたCDとか聴きながら向かってみる。写真例会の方は評価は微妙ながら久
々にプリント出し、群馬のデシタルプリントは基本的に期待してないんだ
けれど、まぁ想定レベルなみとしか言いようがない。ぐだぐだ例会で人数
も少なくまったり。別チームの寄り合いも食事しながら行う。
こっちはテーマ展だけれどスケジュールとか諸々の打ち合わせ。しかしテ
ーマ自体が結構難しいので皆様悩み中。というかこれでいいのかが決め切
れない、それぞれ技術があるだけに・・こなす事と表現意図とのバランス
が決まらない。まぁオレ的にも同じなのだけれど・・素材購入→加工→撮
影でファインアートでいってみる予定ながらどうなる事やら・・

昨日到着音盤。吉沢元治「inland fish」いいすなあ〜。孤独な人の孤独な
ベースソロ。。。内象的な作品だけれど、変に感情移入出来るというか、
コントラバスの指ひきはもう音自体が好きなのだっ。さりげにハイローテ
ション中。というかベースに再び興味津々。Perfumeの新譜はA面はとも
かくB面いたくお気に入り。ごりごりハウス?って感じなんだけど、Rem
ixも結構いい。しかしこの曲調と時間も8分近くて、もうアイドルって感
じじゃないけどね。ちなみにプロモビデオの出来も上々ではないすかね?

インランド・フィッシュ(紙ジャケット仕様)

インランド・フィッシュ(紙ジャケット仕様)


「yasukuni靖国」鑑賞。話題作だからね〜。鑑賞してる人も通常のドキュ
メンタリなんか見てる映画マニアじゃなくて一般人多数・・・。まあ作品
自体の話をすれば靖国刀の完成までの工程を縦軸にして靖国神社での終戦
記念日の状況をちらばしているという構成。刀鍛冶という素材を中心にし
たのは正解で、軸がしっかりしているうえに各パーツを簡潔に作っている
ので全体にだらだらしないでぶれない。構成がうまく決まったと思う。最
後の方に昔の映像がまとまって流れるのだが、(これが構図やらなにやら
素晴しくいい)それを見ていると映像感覚は鋭いのだと思うのだが、本編
では映像的に目を引く部分は正直なかった。やはり撮影自体が難しい部分
が多かったのだろうと感じる。まず全体的には秀作だと・・。こういう題
材だから興味深く見る事が出来るのは確かなので機会があれば見る事をお
勧める。
内容についてはどちらかに傾かない形なので政治性は薄く、問題提議は鑑
賞者にあづけている。オレ的に思うのはこの空間はやはり戦時のグダグダ
清算しないままである為にいろいろな部分での問題が漏れだしている。
あたりまえにスジを通すだけで問題はだいぶ変わっていただろう。そして
基本的には同時代的な要素が強いので基本的には衰退して歴史の中に消え
てゆく世界だ。今生きている世代は違う戦場にいて、歴史の亡霊に惑わさ
れる時間も余裕もないのだ。ここに写っているものの半分は亡霊とそれに
取り付かれた亡者である。