仕事終わってから少し時間があったんで、書店へ。
写真関係の本のチェックと「新しい太陽の書」の
新刊が目当てだったんだけれど、ル・グインの「
西の果ての年代記」が面白そう。溜まってる本が
片付いたら読んでみよう。ル・グインは映像化さ
れたゲド戦記についてはいたく不満らしく、そこ
ここで批判的な発言をしている。ラジカルでリベ
ラルな魂を失わない、立ち上がる言葉を持ったお
ばあさんなのだっ!でも実は「闇の左手」の印象
が良くなくて割と苦手だったりするんだけどさ。
今読むとまるで印象が違うんだろうけれど・・
ジェンダーフリーはちょっと苦手。。。
それと人口学という武器で登場したエマニュエル
トッドという人の本が面白い切り口で気になった。
うーん、本はいつも面白いなあ。。。

ヴォイス (西のはての年代記 2)

ヴォイス (西のはての年代記 2)

オレが言うのもなんなんだけれど・・・
四角い写真というのは一種のはやりなのだろうか?
ホルガとダイアナのゆるゆる写真が根底にあるの
は違いないのだろうけれど、あまりはやるとなあ
・・・どっちにしてもハッセルもローライもホル
ガも一緒に並んでいるというのは微笑ましい。
「21世紀の銀塩写真」というのを眺めていて鈴
木理策のwhiteシリーズというのはが気に入る。こ
の人はあまり好きじゃなかったけど、新しいもの
は凄くいいイメージ。それとこの本はプリントに関
しての本なのだけれどやはりモノクロを突き詰めて
いったプリントの凄みというのは素晴しい。印刷で
は十分には出ていなのだけれど、プリントの質感と
いうものは作品というかモノとしての魅力を持って
いるものだ。
本来的にはプリントも自分で面倒見てゆくのが正し
い姿だとは思うのだけれど・・・うーん、モノクロ
はデジタルで自分で進めてみようかしら。。。
やはりファインアート化してゆくのが、当面の目標
でもあるし・・・。
しかし、この間の写真展でモノクロの手焼きの凄み
というのはかなり感じちゃったし、痛し痒しだわ。