うーん、なんだか飲みっぱなしだったわ。。
週末は風邪っぴきで体調は悪化、厳しいなあ
土曜日も現場仕事になっちゃったし。
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まあそれはそうと久々に映画。高崎映画祭の
プレっていう事で、カール・テオ・ドライヤ
ーの特集なんだけれど、なんつっても作品数
も少ない上に20年代が中心だから、知らな
かった。しかし「聖なる」とか「至宝」と唱
われるだけの事はある、素晴しい作家だね。
今回はモノクロの技術面がほとほと感心させ
られる「吸血鬼」と圧倒的な破壊力の「裁か
れるジャンヌ」。結局はこの20年代に写真
や映画の技法はほとんど確立されているのを
再確認したうえに、色や言葉や音楽はいった
いナンなのかを考えさせられるのだ。モノク
ロや光や影の美しさが言葉にならないほどで
女優もなんとも艶っぽい「吸血鬼」。素材を
真正面から見つめて、ひたすらアップで押し
続け、画面と自分との緊張感さえただよう強
さ。今に至るまでテーマ自体もまったく色あ
せない「ジャンヌ」。凄い。。。
ちなみに画面自体も6:6.5くらいでスク
エアに近くて、構図的にも参考になったわ。
映画は新しいジャンルといえるんだろうけれ
ど、素晴しいのがまだまだあるさー