ここ高崎でもこの季節は例によってイルミネーション
流行なのだったりする。しかも市役所前にどわ〜っと
展開されてたりする。もうここ数年はどこへいっても
って感じだからいいも悪いもないのだけれど、やはり
金かけてる分だけきれいな様で・・。一応何枚か写真
撮ってみた。でもこのムーブメントはなんなんだとは
ちょっと思うのだけれど、そういう批評性等でるはず
もなく、誰でもきれいな写真だね。
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「ADIEU X」中平卓馬。ああ〜、この感じ。写真が商
業主義的になる瞬間の、現実。こういう触感は引き込
まれるよなー。どろどろした植物の姿に生の現実と真
実を見るのだ。
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地味にお買い物。アウターの軽くて機能的なのが欲し
かったんだけど、セーターとかベルトとか、おまけで
jim HallとファラオサンダースのCD。
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「インランドエンパイア」3時間に渡ってデヴィット
リンチの妄想に付き合う。こういうの見てどのくらい
の人がおもしろがれるのか、よく分らないんだけど、
見終わったオレ的には傑作!なのだ。
全編デジタルみたいなんだけど、質感描写やぼけの生
かし方なんかは結構アナログ的、アップが多いのも相
まって生々しい絵作りに成功しております。内容的に
は妄想の迷宮をループしているみたいなものだけど、
断片それぞれはホラーっぽい作りで面白い。正直飽き
ないのも確か。リンチの映像は劇場がいいです。
ラストもさわやかで後味いいですね。これ。リンチの
いう牛とか牛乳とかはよく分らないのだけれど、オレ
には多重人格者の真の主人格の開放の物語みたいに思
えたんだけれど、どうでしょうか?
そういえば日本版はナスターシャキンスキーの出演場
面がカットになってるみたいでむかつく。