「ARZAK RHAPSODY」DVDが到着したので早速拝見。
メビウスは日本における手塚治虫的存在に思える
んだけど、なんにしてもフランスベルギーでのコ
ミックが評価されてるのはこの人の功績が絶大。
「トロン」「エイリアン」「フィフスエレメンツ」
やら映画のプロダクションデザインにも結構参画
してるから、知らずに接している人も多いかも・・
オレ的にはなんか中学生くらいからたまに目にして
毎度感激していた訳なんだけれど、独特のパステ
カラーと線、そして羽ばたくイマジネーション。
大友克洋も影響下にあるみたいだけれど、確かに
線なんか意識してるのかな?
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ARZAK RHAPSODYはメビウスの代表作を自身で監督
したアニメーションなんだけれど、メビウス画が
好きならメビウスワールドが堪能出来る。内容は
一言でいえばシュールレアリズムまんま。。。。
できつい。。。動きも静か。。。イマジネーショ
ンを全開に動かしている感じでそういう意味では
シュールレアリズム運動の本来の目的に沿った様
な作品かな?見てる人の空想力が豊かであれば、
反重力翼手竜に乗って砂漠をさまよう事が出来る
のではないだろうか・・。個人的には好きだけど
人には勧めにくい作品であるのも確かかな?

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